俺は、目立ちたかったのではない
かと言って、羞恥を闇に葬ろうとしたわけでもない
ただ…ただ、手、手が熱かったのだ…
奴は容赦しなかった
昼間の太陽が俺の左手を猛烈にアタックする
正座でシビレが切れた時のように
神の左手の感覚がマヒっている
そう、これはノンフィクションドキュメンタリーである…
9月6日、日曜日。この日は岡山は水島の、水島国際ボウリング会館(以下、水国)にて、第15回岡山プロアマフェスティバルがあった。元々出場するつもりがあったのか無かったのか、この日の直前まで俺がエントリーしていることすら覚えていなかった。前半4Gをまぁ適当にこなし、後半が始まるまでおよそ2時間の休憩タイム。俺は水国に隣接されたコンビニに弁当を買いに行く。そいつを持って、マイカーへ乗り込んだ。
【事件調書】
・車はこれまた水国に隣接されたパチ屋の屋根付き駐車場に止めた。
・しょっちゅう上がる水温対策として、家を出る前にラジエータ水を満タンにしてあった。
・車はかなりガタが来ており、特に信号待ち等のアイドリング時にはラジエータポンプが回らないので、冷却水の循環が悪くなり、水温が上昇する状態だった。
・更にこの日の昼間は熱かったので、車のエンジンをかけ、クーラーを利かせて昼飯を食っていた。
・被害者(俺 → ある意味、加害者)は、意気揚々と昼飯を食っていたが、常に水温計と睨めっこをしていた。
・カーTVに気を取られている隙に、水温が上昇していた。
・被害者(俺 → 実は加害者)は、車のメカニズムを理解しているにも関わらず、咄嗟に 「水を入れなきゃ!」 が先行してしまい、ボンネットを開け、ラジエータキャップを開けてしまった。
そう、俺は無謀にもガンガンに水温が上がっている車のラジエータキャップを開けたのだ。
ただでさえ通常の水温(というより、熱湯)より高いにも関わらず、だ。
あろうことか、俺は噴き出すラジエータ水(というより、熱湯)をラジエータキャップを捻った(神の)左手で無理やり押え付けた。
普通なら直ぐにその場を離れねぇか?
おかしくねぇか、俺?
だんだん左手が熱くなってきた。
どこかで手足を擦り剥いたりしても、痛みが遅れてやってくるのと同様で、やはりシビレは後からやってくる。
突然、挙動不審な行動を取る俺(神様)
車の回りを犬のように回り始めた(ワンワン、ヴゥ~ワン)
しかし、心は寂しい犬(クゥ~ン)
エメラルドに舞い散るラジエータ水
綺麗だぁ…
虹がかかっている(ホントの話)
いい加減に収まれよぉ…
とボヤいていると、パチ屋から出てきた&これからパチ屋に入ろうとしていたギャラリーが集結
「にぃちゃん、どしたの?」
俺の心 → 知るぅぅぅぅぅぅぅか、ボケェ!
あっちに行って欲しかった。
で、手も熱っち(うまい!)
ギャラリーが霧散した
俺はトランクに置いてあるペットボトルをおもむろに抱え、水を汲みに水国のWCへ
その間、(神の → しつこい?)左手に日光があたたたたたたたぁ~っ、ほぉ~~~~ぅわちゃぁぁぁぁぁ~っ!(北斗神拳 → 本人は真剣)
…痛い…板井…居たい(つまり、出来れば動きたくないということ)
【事故報告書】
・車に対する知識がありながら、何故ラジエータキャップを開けたのか?
・熱湯噴水状態にも関わらず、何故(イエス様を凌ぐ神の)左手で暫く押さえたのか?
・あまりの痛さに涙を流したのは事実か?
・近くのコンビニに熱冷まシートが売ってなかったらどうするつもりだったのか?
・そもそも、何故車を買い替えないのか?
余計なお世話だ(じゃぁ、自分で書くなよ!)
危険なので、良い子はマネをしないように
1週間後に事後報告かっ!
遅っせぇ~よっ!
僕の話で申し訳ないです・_・; こんな人でもみんなのお役に立ちたいと思ってるわけです。 高収入、高額バイトのピーチ、是非一度お店にいらしてぇw
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